社内勉強会というものはウチで必要なのか
はてなを眺めていてちょうど自分の心のなかで引っかかったエントリーがあったので今日の自分のできごとと合わせてメモを残しておこうと思う。
ごく普通の会社で社内勉強会・社内研修みたいのを散々やってきたけど、あまり成果が出てこなかった話でもひとつ。 - DenkiYagi
今日、同僚と派遣さんにMercurial*1を薦めた。30分ほど場所をとって簡単な紹介とメリットの説明をした。そこで、そもそもSubversionすらよくわかっていないので、違いがわからないということがあり、うまく伝えることができなかった。
結果的には使ってみるとのことでほっとしているが、 勉強会というノリではなく、個人的に良いのみつけたから使おうよ、という雑談の延長の雰囲気、ちょっとした「技術発表」というのに近いし、その形式が良かったのかもしれない。
社内勉強会はヤメだ。自主的はいらん、全員技術発表だ! - Hのキーがhellで、Sのキーがslaveだ、と彼は思った。そしてYのキーがyouだ。
そんなこんなで感じたのは、よく言われているとおりのこれ、
・技術力があろうがなかろうが、勉強する必要性を感じないと足は向かない
・今までの自分のやり方で仕事が回っていて、その生産性*2も質も追求されなければ、何が悪いかなぞ気づきようがない
・社内外で別の何かに触れて刺激を受けるのが一番
一応、社内での1~5年めの若手が発表する場や、各種発表会、報告会がある。大人数の幹部の前で発表することになるため、どうしても「しっかりした資料、発表」ということになる。準備のコストも高いし、発表内容も過去の発表のベストプラクティスに倣い似通っていく。最近はどんなプロジェクトがあるかを知る程度の意義に落ち着いている感があり、刺激が少ない。
今日みたいなゲリラ的な「勝手にミニ発表会」を続けて、それとなく周りを刺激していき、第二第三の発表者を発掘していけばよいのかな。
明日の会議の時に話題にしてみよう。