クラスビューとファイルビューを見てて感じた
VisualStudioを使っているプロジェクト。私の周りではファイルビューを使う人が多い。クラスビューのがわかりやすいと私は思ってるが、どういうわけで彼らがそうなったのかつらつら考えてみた。
彼らの作業の特徴は、比較的短時間(?)で次々機能を開発をしなければいけないこと。特定の関数や処理にしか用事がない、少し改造する程度で、影響範囲が狭い(かもしれない)作業が多いことだ。
そこで自分の作業に関わる処理へのアクセスのために脳内ファイルインデックスを作成する。
ファイルアクセス→ファイル内のキーワード検索
これは常套手段の一つだ。これは既知の関数を捜すのにかなり有効に機能している。
私はといえば関数をいちいち全部正確に覚えていないからクラスビューを展開してそれっぽっいクラスのそれっぽい関数名から正確な関数名を思い出して見つけている。
おそらくは長年担当してきた作業の内容が偏った狭い領域だからこそ、彼らなりに作業効率を最適にするために進化したのだろう。
彼らの失敗などの予期せぬ工数増加を恐れて小さく咀嚼したものばかり担当させてきた弊害かもしれないなと思いいたった。
いま、彼らは広範囲に影響する機能を青息吐息で目を回す思いでやっている。未知のファイルや関数を次々に相手している。
改造の相談をされた時には、なるべく「ここを」こうすれば直せる実現できると言わないようにしている。全体やオブジェクトを意識できるように、「このクラスを参考に」「これとこれの関係を調べてみて」と、やや中途半端にアドバイスをおくるように抑えている。
いきなり答えを知るような学習の仕方では学問が身につかないように、考えて理解できるようにならないといけない。
オブジェクト指向で作られているものは素直にオブジェクトで覚えたほうがよい。そのうえでファイルインデックスも作ればよいと思う。